キャンターオルタネーター修理

こんばんは。

今日はキャンターのオルタネーターを修理しました。

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どこかで既にリビルトされていますね。

こういう場合大抵は中身は修理出来ないレベルなのですがコイツはどうでしょうか。

とりあえずベンチテストにかけてみましょう。

おそらくチャージしないと思うのですが。。。。

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やっぱりチャージしませんでした。無反応です。

とりあえず分解してみましょう。

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ブラシが無くなってますね。このオルタネーターはブラシが短いので大抵はブラシが無くなった為の発電不良です。

んん??リヤブラケットベアリング受け部分が摩耗している!?

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見えやすく大きめの画像にしました。ベアリング受けにうっすら筋が見えるでしょうか?

こうなったらこのブラケットは使用できません…

やっぱり状態が悪い(泣)

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フロント側を見て、リヤブラケットの摩耗が理解できました。

リヤベアリングが社外品を使っています。

純正品のベアリングはベアリングにバンドが付いています。

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上の写真は純正のベアリングです。

この黒い2つのバンドが良い仕事をします。

回転数が上がり高負荷がかかると、バンドが膨らんでガッチリ固定します。

なのでベアリングやベアリング受けが摩耗せずに済みます。

このコアはベアリングの抑えが効かず、リヤブラケットを破損させたと考えられます。

こういう場合はリヤブラケットを他のコアから移植するしかありません。

他のコアが無い場合は新品に交換ですが。

気を取り直して内部を洗ってみると…


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ステーターコイルが斜めに入っているじゃないですか(汗)

コイルからの配線が斜めになってるのがわかりますでしょうか?

自分はこんな事にならないように気をつけて作業をしようと心に誓いながら分解しました。

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フロントブラケットとステーターコイル以外全て交換です。

状態悪いです。

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このオルタネーターのローターコイルは劣化が激しいので基本的には全数交換しています。

横着して、再利用したらとんでもないクレームに発展します(汗)←経験有りです

ICレギュレーターも全数交換しています。

ベアリングはもちろん全数交換です。

ダイオードも8割は交換します。

まぁほとんど交換しちゃいます。

ここまで交換したらほとんどクレームは有りません。

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ステーターコイルも絶縁ニスで処理してコイルテスターにて点検し合格。

後は、組み付けてテストするだけです。

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ベンチテスト無事合格しました。

後はテスト結果を付けて、ラベル貼って完成です。

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社外品を使っているかどうかは外からではわかりません。

今回はブラシの摩耗でチャージ不良だとは思いますが、ブラシが仮にもう少し残っていてもいずれは異音で交換する事になっていたと思います。

一度、お取引しているメーカーさんに社外品の使用の有無を確認してみるといいかもしれないですね。

それでは今日もありがとうございました。













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自動車電装品の修理及び販売をしています。

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