いすゞ GIGA オルタネーター 1-81200-647-0 点検

こんばんは。

本日は、お客様よりコアの状態を調べて欲しいとのご依頼を受けて分解します。

いすゞのGIGAの冷蔵冷凍車等に装着されている90Aの大きなオルタネーターです。

症状は、チャージ不良とのことです。

一度どこかでリビルトされているようです。

CIMG4638.jpg
CIMG4639.jpg

テスターでテストするとやっぱりチャージしませんでした。

いすゞのオルタネーターはよくコイル切れ(焼け)するのでおそらくそうではないかと推測されます。

それでは分解していきましょう。

CIMG4640.jpg

フロント側とリヤ側を分解します。

とりあえずフロントを分解します。

CIMG4642.jpg
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フロントブラケットのベアリングを抜いた時軽く抜けてしまったので、フロントブラケットのベアリング受けが摩耗していると判断しました。

CIMG4645.jpg

フロント側分解完了です。

プーリーの摩耗があまり無いということと、ベアリングの摩耗も少ないので走行は短かったと推測されます。

続いてリヤブラケット側に取り掛かります。

CIMG4646.jpg
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一番はじめにコイルを外します

CIMG4648.jpg

コイルを見てもらったらわかると思いますが、熱を帯びてニスがブクブクになっています。

チャージ不良の原因はこれです。

そしたらなぜそうなったかを調べます。

CIMG4649.jpg

ステーターコイルを外します。

CIMG4650.jpg

ICレギュレーター、レクチファイヤを外します

CIMG4652.jpg

リヤ側分解完了です。

CIMG4653.jpg

リヤブラケットのベアリング受けですが黒い筋が付いてますよね。

そこはかなり削れて段差が出来ています。

コイルが焼けてしまった原因はこれです。

段差ができることによりローターが傾きローターとステーターが軽く接触してショートした。

CIMG4654.jpg
CIMG4655.jpg

わかりにくいかもしれませんが明らかに接触しています。

ガッツリではないですが。

CIMG4656.jpg

ステーターも焼けていました。

よって、原因はブラケットの摩耗によりローターが傾き、ステーターと干渉し焼損したのが原因と推測されます。



まぁここまで故障していたら再生は不可能ですので、ローターのみ部品として保管することになりました。

いすゞ GIGA 

A9TU4484

1-81200-647-0


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自動車電装品の修理及び販売をしています。

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