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格安リビルト品について思うこと

 最近は、簡単にリビルトパーツを購入できるようになりました。
実際ヤフオクやamazonなどにも沢山並んでいます。
数が多くてどれを選んでいいのか分からないと思います。
この記事を読んでくれている皆様も同じではないのでしょうか?
 また金額もどんどん値下げ合戦により下がってきている印象です。
プロから見て明らかに常軌を逸した価格も多数あります。
今回はそんな格安リビルトについて私個人的な思いを記事にできたらと思います。

 例えば「27060-37030」トヨタのノア/ヴォクシーに使われているよく故障するオルタネーターです。記事を書いている2021/02/25時点でのヤフオクの最安価格は消費税込みで「\13,000~」です。めちゃくちゃ安いです!正直この価格で部品代や人件費、販売手数料など考えると弊社では絶対不可能です。正直脱帽です汗

 まずこのオルタネーターの交換部品はどんなものかといいますと、絶対交換しないといけない部品は①ICレギュレーター②ダイオード③クラッチプーリー④ブラシ⑤ベアリング(フロント・リヤ)になります。ここからローターコイルやブラケットが傷んでいたら交換になります。
それらの価格を見ていきましょう。
①ICレギュレーター 27700-28090 定価\12,500
②ダイオード(レクチファイヤ) 121580-1390  定価\5,300
③クラッチプーリー 27415-0T060 定価\5,100
④ブラシホルダー 27370-31220 定価\1,160
⑤ベアリング 90099-10223/90099-10140 定価\670×2
合計¥25,400(税別)
 
 あくまでも定価ベースではあるが\25,400も掛かるのです。
どんだけ安く部品を仕入れたとしても現在の格安での価格では難しいと私は思います。
更にここに人件費やその他諸経費、販売手数料が発生するのです。
すごい企業努力をされているのがわかりますね。

 実際どんな物があるかといいますと、過去の弊社での経験上
クラッチプーリーを直結のプーリーに変更されているもの
そもそもリビルトではなく社外品
使っている部品がイミテーション
部品を交換していない中古品をきれいにしただけのもの

 そりゃ安く仕上がりますよねって思います。弊社でも同じ様にすれば安く仕上げることができます。やらないですけどね汗
 
 ヤフオクやネットで購入する際お客様は価格しか分からない為、どうしても価格で判断しがちです。よくある話で、安い商品を買ったがすぐ故障して対応してくれなかった等で弊社の商品を購入いただくことがありますが、工賃やクレームの手間等余計に費用が発生してしてしまったと嘆いておられます。
「安いのは安いなりに理由があります」それをわかった上で購入するべきだと思います。

 当然安くても高品質な商品は沢山ありますし、全部が全部ダメだと言っていません。
膨大な企業努力の上に低価格を実現している企業様は沢山あります。

 私が言いたいのは「価格だけで商品は選んではいけない」「きっちりその商品がどういう商品か納得した上で購入するべき」です。
そうすることでリビルト業者は価格の競争ではなく、品質での競争が起こり結果的にお客様やユーザー様に還ってきます。

では具体的にどうすればよいのかということですが、
純正部品を使っているか確認
どの部品を新品で交換しているか確認
この2点の確認で大丈夫です。

 弊社としてはこの格安リビルトに対抗するためには「社外品」でしか対抗できないため「社外品」にて対応しています。「社外品」とはいえ、きっちり私が責任を持って工場も見学し、弊社の基準をクリアした商品のみを取り扱っております。せっかく購入いただいたのでなるべく長く使っていただきたい、喜んでもらいたい気持ちで今後も品質の高い商品を提供できたらと思います。
なにかご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

いすゞ用 オルタネーター比較

本日は、先日ありました事例をご紹介したいと思います。

適合確認し8-98317-668-0/0-35000-0712を送ったところ、コア返却として8-98013-456-3/0-35000-5180が送られてきました。

車輌情報的には送った商品で間違い無いのですが、少し前に修理しているみたいでおそらくその段階で適合しないオルタネーターが装着されたのだと思います。
そうなってしまうと弊社では何が装着されているかわかりませんので、適合確認だけを信用せず、必ずご注文前に現物品番を確認することをお勧め致します。
上記の事よりこれまでに2点の大きなミスがあったと言わざるを得ません。

①少し前に修理した際不適合品を装着したこと

②今回装着する前に現物合わせをせずに装着したこと

どちらも修理する側の力量不足であり、ユーザーへ多大な迷惑が掛かります。

両方の比較をしてみたいと思います。
CIMG0881.jpgCIMG0882.jpg
左→8-98317-668-0/0-35000-0712
右→8-98013-456-3/0-35000-5180

見た目似てますが違いわかりますでしょうか?
左の方が小さいです


リヤ比較
CIMG0884.jpg
8-98317-668-0/0-35000-0712
CIMG0883.jpg
8-98013-456-3/0-35000-5180

2cmほど差がありますね。

プーリー径比較
CIMG0887.jpg
8-98317-668-0/0-35000-0712CIMG0888.jpg
8-98013-456-3/0-35000-5180

プーリーの径も5mmほど異なりますね

ステーター幅比較
CIMG0889.jpg
8-98317-668-0/0-35000-0712
CIMG0890.jpg
8-98013-456-3/0-35000-5180

ステーターの幅も1cmほど異なります。

ICレギュレーター比較
CIMG0893.jpg
8-98317-668-0/0-35000-0712
CIMG0892.jpg
8-98013-456-3/0-35000-5180

ここに関しては実はオルタネーター製造した日により2極と1極両方あります。
紛らわしいのできちんと統一してくださいメーカーさん(汗)

上記の通り結構違いはあります。当然装着は出来るのですが、修理される業者様はぜひ気をつけてもらえると良いと思います。


2017年8月28日号物流Weeklyに太田美品の記事が掲載されました

だいぶ暑さも軽減されエアコンパーツからセルモーターへの売れ筋も変わっていってる今日このごろです。

太田美品通商㈱はトラックの電装品(セルモーター・オルタネーター・コンプレッサー)をメインで販売させていただいています。

当然、トラック等の商業車は使用頻度も高く、消耗も激しいです。

また、クレームを起こすと業務にも多大な損害を与えてしまい、ご迷惑をお掛けしてしまいます。

ですので最大限品質にはこだわって修理しています。

題名にも有ります様に、2017年8月28日号物流Weeklyに太田美品の記事が掲載されました。

CIMG6760.jpg

純正品で新品に再生という題名はちょっと間違えていますね(汗)

強いて言うならば「純正品で高品質リビルトに再生」ですかね?

今後も良い商品をご提供出来るよう頑張ります。

いすゞ フォワード セルモーター M008T60973について

前回に引き続き いすゞフォワード用のセルモーターのお話をしたいと思います。

大きく3回に分けて改良されています。

①「1-81100-319-1」 M008T60971

☆マグネットスイッチ・ピニオンギアを変更
       ↓
②「8-98060-854-0」 M008T60972

☆マグネットスイッチを変更
       ↓
③「8-98141-206-2」 M008T60973



1854_3.jpg
6023_3.jpg

ピニオンギア

上が①「1-81100-319-1」 M008T60971

下が②「8-98060-854-0」 M008T60972

ピニオンの変更点 赤丸部分少しわかりにくいかもしれませんが②の方がピニオンの角部分のカットが大きくなっています。

そうすることにより、飛び込みやすく、抜けやすい構造になっています。

1854_2.jpg
6023_2.jpg


マグネットスイッチ


上が①「1-81100-319-1」 M008T60971

下が③「8-98141-206-2」 M008T60973

端子部分の絶縁が見た目に違いますが、若干スイッチの経も新しい方が大きいのでコイルが強化された模様です。

弊社商品は、全て最新対策品を使用して修理しています。

また、マグネットスイッチ・オーバランニングクラッチ・ブラシ・ベアリング・ピニオンギアは全数、純正新品にて交換しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

よかったら拍手お願いします。



8-98242-589-1(M008T63871)について

お世話になっています。


太田美品通商㈱の太田です。



ご無沙汰しています。現在クーラーシーズン真っ只中ということで全くブログを更新する時間が有りません。


そんな中ご紹介したいのが2014年9月よりいすゞフォワードへ搭載しているセルモーター「8-98242-589-1」をご紹介したいと思います。


何を紹介するかといいますと、このセルモーター旧機種の「8-98414-206-1」「8-98060-854-0」と見た目がそっくりなんです。


エンジンも同じなので実際どこが違うのか見比べてみました。


11963_1.jpg
CIMG6584.jpg
上が新機種「8-98242-589-1」下が旧機種「8-98414-206-1」




上下どこが違うかお解りでしょうか?




実は・・・




11963-1-1.jpg
新機種

2830-1-1.jpg
旧機種

赤丸部分実はこれは水抜きの為に付けられています。


旧機種の場合は


2830-1-2.jpg

リヤブラケットについています。


とりあえず比較画像です

左が新機種 右が旧機種

11963_1.jpgCIMG6584.jpg
11963_2.jpgCIMG6586.jpg
11963_3.jpgCIMG6585.jpg
11963_4.jpgCIMG6587.jpg


見た目に違うのは先程の水抜きとマグネットスイッチの金属部分の材質のみです。



パーツ自体何が違うかといいますと、

①オーバーランニングクラッチ

②マグネットスイッチ

③ブラケット(フロント・リヤ)

④ブラシ、ブラシホルダ

⑤ヨーク

見た目はほとんど変わらないのですが、実は主要部品ほとんどが異なります。

双方取り付けることは可能ですが、三菱電機では互換性を持たせていませんので絶対取り付けない様にして下さい。

よく取り付け部分は同じだからといって正規互換性が無い物を代替えで取り付けする方が多いですが、必ず品番を分けている理由が有りますので安易に取り付け出来るからといって取り付けない様にして下さい。


また機会が有りましたら内部パーツの写真も載せたいと思います。


最後まで目を通してもらいありがとうございます。


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プロフィール

ootabihin

Author:ootabihin
自動車電装品の修理及び販売をしています。

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