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マツダ デミオ アクセラ プレマシー オルタネーター P301-18-300 A2TX2291 組み立て編

本日は先日に引き続き、マツダのエンジンSKYACTIV P3VPSに使われているオルタネーターの組み立て修理をご紹介したいと思います。

マツダ デミオ アクセラ プレマシー

メーカー:三菱電機

純正品番:P301-18-300

品番:A002TX2291

出力:12V150A

このオルタネーターは三菱電機の製品です。

三菱電機の「9G」というタイプのオルタネーターです。非常に発電効率の優れた構造となっています。

また、レギュレーターではなくパワトラが内蔵されています。

⇒分解修理の様子はこちら

それでは組み立てて参りましょう。

まずは、リヤ側より組み立てます。

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リヤブラケットにグリースを塗る。

CIMG8232.jpg

この上にレクチファイヤが装着されます。

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レクチファイヤを装着します。

CIMG8234.jpg

次はひっくり返してB端子を装着します。

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次はパワトラを装着します。

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パワトラです。左側が中古です。右側が新品部品です。

こう見てもほとんどブラシ減っていませんね。

ただ、やはりパワトラは交換必須の消耗品ですので交換です。

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用意していたステーターコイルを装着します。

CIMG8239.jpg
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ステーターコイル装着しました。

CIMG8248.jpg

これでリヤ側完成です!!

続きまして、フロント側に取り掛かります。

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ベアリング左が中古で右が新品です。

CIMG8243.jpg

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ローターコイルにベアリングを装着します。

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ベアリング左が中古で右が新品です。

CIMG8245.jpg

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プーリーを組み付けます。

CIMG8247.jpg

以上でフロント側完成です。

CIMG8250.jpg

フロント・リヤを合体させます。

CIMG8252.jpg

とりあえず組み立ては完成です。

いよいよテスターでテストです。

CIMG8253.jpg
CIMG8255.jpg

無事合格です!

CIMG8256.jpg
CIMG8257.jpg

テストレポートを付けてラベルを貼り完成です。

今回交換部品

CIMG8225.jpg

プーリー

パワトラ

ベアリングフロント

ベアリングリヤ

全て純正パーツにて交換しています。


マツダ デミオ アクセラ プレマシー オルタネーター P301-18-300 A2TX2291

本日は、マツダのエンジンSKYACTIV P3VPSに使われているオルタネーターの分解・修理をご紹介したいと思います。

マツダ デミオ アクセラ プレマシー

メーカー:三菱電機

純正品番:P301-18-300

品番:A002TX2291

出力:12V150A

このオルタネーターは三菱電機の製品です。

三菱電機の「9G」というタイプのオルタネーターです。非常に発電効率の優れた構造となっています。

また、レギュレーターではなくパワトラが内蔵されています。

それでは修理していきたいと思います。

CIMG8127.jpg
CIMG8126.jpg

まずはテスターでチャージテストを行います。

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チャージランプはECU経由で制御されているため点検できませんが、チャージはしっかりしています。

異音も特にありません。

とりあえず分解してみましょう。

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赤印部分のスルーボルトを外します。

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次はフロントとリヤに分解します。

CIMG8132.jpg

リヤ側の中身を覗いてみると・・・

CIMG8135.jpg

ブラシほとんど減っていない!!

チャージはしていたし、異音なども見つからない。

となると、先程確認できなかったチャージランプ関係か?

こうなると残念ながら特定が難しいです(汗)

オルタネーターは実際故障していなかったという場合も有ります。

とりあえずは、可能性があるのはパワトラの故障しか考えられないのでパワトラ交換になります。

リアを分解していきましょう。

CIMG8134.jpg

赤印のボルトを外すとステーターコイルが外れます。

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青がパワトラ 赤がレクチファイヤ(ダイオード)です。

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赤印のB端子を外します。ここを先に外しておかないとレクチファイヤと繋がっているので外せません。

割れやすいので注意です。

先程紹介したパワトラとレクチファイヤを外します。

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ブラシ何回も言いますがほぼ満タンに近いです。

これでリヤの分解は完了です。

続きましてフロント側を分解します。

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赤印のナットを外します。

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ローターコイルとフロントブラケットです。

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ベアリングを外します。これでフロント側は完了です。

とりあえず以上で分解は終了です。

ここからは洗浄及び組み立てまでの準備になります。

ブラケット・ステーターコイル・ローターコイル・その他部品を洗浄します。

とりあえずステーターコイルの処理です。

CIMG8161.jpg

洗浄が終わると乾燥庫へ入れてしっかり乾燥させます。(設定温度は100度にしています)

ブラケットの工程です。

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元々の状態

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洗浄終了後
まだまだ汚れていますね。

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CIMG8168.jpg
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サンドブラスト処理後
しっかり綺麗になりました。
おおよそサンドブラストだけで2,30分掛かります。

お次はステーターコイルの準備です。

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元々の状態です。

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サンドブラストにて表面の塗装を剥がします。
塗装綺麗に乗せるためです。

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乾燥庫で温めていた状態から塗装します。

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わかりにくいかもしれませんが錆止め塗装します。

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ゆっくり塗装していきます。少し写真がブレていますね・・・

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再度乾燥庫でしっかり乾燥させます。

再度塗装して乾燥庫に入れたら完成です。

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ステーターコイル完成です!

お次はローターコイルです。

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ローターコイル

コンミテーター部を研磨します。

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研磨前

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研磨後

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CIMG8171.jpg
コイルテスターで検査して完成です。

とりあえず本日は以上です。

部品を注文しているので部品が届き次第仕上げたいと思います。

注文している部品は

プーリー

ベアリングフロント

ベアリングリヤ

パワトラ





マツダ デミオ リビルト オルタネーター Z601-18-300 の修理

マツダ デミオ アクセラ ベリーサ

Z601-18-300

A003TG1691

12V90A

レギュレーターレス(パワトラ内蔵)ですので、このオルタネーターは発電するかしないかだけの役割になります。

制御関係は車輌側により調整されています。

CIMG4907.jpg
CIMG4908.jpg

テスターにてチャージテストをします。

CIMG4906.jpg
CIMG4905.jpg

ノーチャージでした。

おそらくパワトラ不良だと思います。

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CIMG4910.jpg
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<フロント側>
CIMG4912.jpg
<リヤ側>

今回は一気に分解しちゃいました。

間の写真を撮り忘れました(汗)

組み立て作業に入ります。


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フロントブラケットにベアリングを挿入します。

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稀にねじ山が破損している場合が有りますのでタップを立てておきます。

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ローターコイルをコイルテスターにてテストします。

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ローターコイル、フロントブラケット、プーリーを組み付けたらフロント側完成です。

続いてリヤ側を組み立てます。

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リヤブラケットにパワトラ、レクチファイヤを組み付けます。

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ステーターをニス浸けにして絶縁します。

1日乾燥させたらコイルテスターにてテストをします。

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ステーターをリヤブラケットへ組み付けます。

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フロント側とリヤ側を合体させます。

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スルーボルトがまっすぐ入るか確認します。

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テストベンチでチャージテストをします。

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CIMG5043.jpg

テスト結果を添えて完成です。

このオルタネーターは冒頭にも言いましたがパワトラ不良での故障が多いです。

CIMG5020.jpg

今回交換部品

パワトラ ¥7,000

ベアリングフロント ¥770

ベアリングリヤ ¥870

プーリー ¥2,700








マツダ デミオ リビルト オルタネーター ZJ10-18-300

マツダ デミオ アクセラ ベリーサ リビルト オルタネーター

ZJ10-18-300

A003TG2881/A003TG2881A/A003TG2881B

12V90A

このオルタネーターは、2回ほど品番が変わっています。

1回目はハーネスを留めるクランプを追加、2回目はクラッチプーリーを改良しました。

A003TG2881→A003TG2881A→A003TG2881B

レギュレーターレス(パワトラ内蔵)ですので、このオルタネーターは発電するかしないかだけの役割になります。

制御関係は車輌側により調整されています。

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CIMG4894.jpg
CIMG4895.jpg

フロントブラケットが割れてしまっています。

ブラケットが割れていると使えないので交換となります。

コア返却時や、脱着作業時に割ってしまう方がいますがなるべく割らずに脱着してもらいたいです。

フロントブラケットだけで¥5,000掛かります(泣)

その分販売価格を上げざるを得ないのでご協力お願いします。

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フロント側とリヤ側に分けます。

フロント側を分解していきます。

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これでフロント側分解完了です。

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CIMG4903.jpg

リヤ側分解完了です。

続いて組み立て作業に入ります。

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ローターコイルをコイルテスターにてテストします。

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CIMG4998.jpg

ローターコイルにベアリングを挿入します。

CIMG5000.jpg
CIMG5001.jpg

プーリー、ローター、フロントブラケットを組み付けます。

ちなみにフロントブラケットは新品なのではじめからベアリングが挿入されています。

以上でフロント側は完成です。

続いてリヤ側に移ります。

CIMG5002.jpg
<リヤブラケット>

洗浄及びサンドブラストにて仕上げています。

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パワトラは新品に交換します。

レクチファイヤはダイオードテスターで予めテストしておき再使用しています。

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コネクターは割れていたので新品交換しています。

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ステーターをコイルテスターでテストを行います。

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ステーターとリヤブラケットを装着します。

これでリヤ側は完成です。

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フロント側とリヤ側を合体させます。

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ハーネスを留めるクランプを取り付けます。

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これで組み立ては完成です。

残るはテストのみです。

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冒頭でも言いましたとおり、レギュレーターレスなので発電の確認のみになります。

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テスト結果を添えて完成です。

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このオルタネーターは、クラッチプーリー不良で交換されたものと推測されます。

フロントブラケットが割れていたのが厳しかったです(費用的に)

部品もなかなかフロントブラケットが売れることが無いためか旧ラベル(青いのラベル)でしたね。

クラッチプーリー、パワトラも大抵破損しているので確実に交換しておく必要があります。

結構部品代だけでも高くつきますね。

今回交換部品

クラッチプーリー ¥12,000

フロントブラケット ¥5,000

パワトラ ¥7,000

ベアリング(リヤ) ¥870

合計 ¥24,870








マツダ ボンゴ リビルト オルタネーター RF8P-18-300B

品番 RF8P-18-300/RF8P-18-300A/RF8P-18-300B

マツダ ボンゴ用 オルタネーター


このオルタネーターは、バキュームポンプ付きです。


ぶっちゃけ他のオルタネーターより少し手間が掛かるのであんまりやりたくはないですが(汗)


クラッチプーリーですがあまり壊れている印象は有りませんね。


大抵はブラシが無くなって故障しているのが大半です。


理由は後ほどお伝えします。


CIMG4781.jpg
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CIMG4784.jpg


バキュームポンプを取り外します。


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これがオルタネーター本体です。


基本的にはこの部分で発電しています。


CIMG4788.jpg


フロントとリヤを分解します。


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赤丸部分がブラシですが、もう殆ど有りませんね。


これが原因で故障したと推測されます。


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<ステーター>

ステーターを取り外します。


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ICレギュレーターとレクチファイヤを取り外したらリヤ側分解完了です。


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再度ICレギュレーター部のブラシです。


ほとんど有りませんね。


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オイルシールを忘れていました。


オイルシールを外して分解完了。


フロント側へ


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プーリーを外し、ローターを取り外す。


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ベアリングを外したらフロント側の分解完了です。


これからは組み立てに入ります。


とりあえずはバキュームポンプから組み立てます。


CIMG4808.jpg


バキュームポンプは外側は予め、ウェットブラストで仕上げています。


内側はジェットにて洗浄しています。


CIMG4812.jpg


内面に傷などが無いか確認します。


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上下があるので間違えずに入れます。


CIMG4813.jpg


ポンプ内部の構造は簡単です。


CIMG4809.jpg


Oリングを装着してポンプ部完成


フロント側を組み立てます。


CIMG4817.jpg


ベアリングを挿入します。


CIMG4818.jpg


ネジ山はきっちり切り直しておきます。


こうすることで、ネジ山壊れているというクレームは無くなります。


それでも言ってくる方はいますが(汗)


CIMG4806.jpg
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ローターコイルのコンミテーターを研磨します。


ブラシのカーボンが付着しているのでそれを綺麗にするのと、段差がついているのを平らにする為です。



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ローターコイルをコイルテスターにて点検します。


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ローターコイルにベアリングを挿入します。


CIMG4824.jpg


ローターコイル完成です。


CIMG4825.jpg


フロントブラケットとローターを合体させる。


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更にプーリーを装着する。


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上のキャップは最後に閉じる。


万が一分解しなくてはいけない場合に、ゴムを破かないと外れないからです。


これでフロント側完成です。


続いてリヤ側を組み立てます。


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リヤブラケットにオイルシールを挿入します。


上下があるので注意して挿入します。


万が一順序逆になるとオイルがオルタネーターに侵入し、破損してしまいます。


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パワートランジスタとレギュレーターを装着します。


パワートランジスタは100%純正新品交換します。


レクチファイヤはダイオードテスターにて点検し、再利用できるものはしています。


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ステーターは絶縁ニスに浸けて、1日乾燥させます。


また、コイルテスターにてテストします。


CIMG4831.jpg


ステーターとリヤブラケットを組み付けます。


CIMG4832.jpg


これでリヤ側が完成しました。


CIMG4833.jpg


フロント側とリヤ側を合体させます。


CIMG4834.jpg


この状態でオルタネーターをテストします。


バキュームポンプを装着してからだと、ポンプを空回しして焼け付かせてしまう為です。


CIMG4835.jpg


マツダのオルタネーターは、ICレギュレーター内蔵タイプは少なく、パワートランジスタにて発電しています。


よって、チャージランプ回路及び制御関係は、車輌側ECUにて管理されています。


その為、弊社でテストする場合はこのオルタネーターだと最低12V80A出力しているか確認するだけとなります。


よくチャージはしているがチャージランプが点灯するとクレームが有りますが、基本的に車輌側に問題があるケースが多いです。


CIMG4839.jpg


テスト結果を添付

CIMG4840.jpg


完成です。


ここまで5時間程度かかりました。


作業工程が多いです本当に。


でも比較的に破損している箇所が同じなのでそれは楽ですね。


ブラシが無くなっている理由ですが下の写真を見てください。


CIMG4841.jpg


ブラシが短いんです。なので大抵ブラシが無くなってチャージ不良を起こしているのです。


ブラシが無くなるとチャージしません。要するにオルタネーターは消耗品だということです。


今回交換した部品


CIMG4816.jpg


プーリー ¥12,000

ベアリングフロント ¥770

ベアリングリヤ ¥870

シールSET ¥1,100

パワートランジスタ ¥7,000

Oリング ¥390

Oリング ¥650


合計 ¥22,780 2017/02/15現在の価格


純正品番 RF8P-18-300/RF8P-18-300A/RF8P-18-300B

メーカー品番 A2TN3781/A2TN3781A/A2TN3781B

出力 12V 80A

ボンゴ  SKF2V SKF2M SKF2T SKF2L

ボンゴブローニィ  SKF6V SKFHM SKFHV

デリカ  SKF2VM SKF2TM SKF2MM SKF2LM SKF6VM

バネット  SKF2LN SKF2MN SKF2TN SKF2VN
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ootabihin

Author:ootabihin
自動車電装品の修理及び販売をしています。

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